【奨学生1期生】渡航前の事前研修を実施しました!
こんにちは!エン人材教育財団の足立です。
2024年秋にアメリカの大学に入学予定の奨学生2名と事前研修を実施しました!とても濃い時間となりました。内容を紹介させていただきます。
事前研修は、渡航前に2回実施しました。
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1回目:2024年7月19日
・課題図書に関するディスカッション
・「日本」についてディスカッション
・越智理事長のお話し&意見交換
2回目:2024年8月9日
・ライフラインチャートで自分の過去~現在~未来を語る
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1回目:2024年7月19日
事前課題として、日本について様々なスタンスで書かれている書籍を読んでいただきました。その書籍を読んで、改めて日本について感じたこと、思ったことなどをディスカッション形式で意見交換しました。
日本の歴史や社会背景、日本人の価値観や職業観など幅広い観点でディスカッションを行いました。
そのあと、「日本の良いところ、課題と感じるところ」についてお互いの考えを共有しました。奨学生同士の考えや、理事長、財団スタッフの考えなどをシェアし、改めて気づきを得る時間となりました。
これから、異文化の中で日本人として学びを積み重ねていく奨学生にとって、日本人としての思いを持って現地で頑張ってほしいなと思います。
また、越智理事長からは、「他者から恩恵を受けるだけの【受益者】ではなく、世の中に価値を提供する【与益者】になってほしい」というメッセージをいただきました。アメリカの大学で学ぶ意味や目的を改めて確認し、学びを社会にどう生かしていくかを考えました。
2回目:2024年8月9日
奨学生のこれまでの人生や経験を振り返り、未来に向けてビジョンを描くワークショップを行いました。
「この時はどんな気持ちだったの?」「なんで、チャレンジしようと思ったの?」と理事長と一緒に深掘りをすることで、各々の価値観や大切にしていることを再確認する時間になりました。
また、大学4年間をどんな風に過ごしたいか、卒業後の現時点でのイメージなども言葉にしました。

最後に記念撮影!
奨学生の感想
本のディスカッションは物事をいろんな角度から見るのが大事だと感じた。アメリカでいろいろな人のいろいろな視点を聞くと、考えが変わるのが楽しみ。
日本の良いところ、課題点は共通点がたくさんあって、いいよね、課題だよね、を確認しあったり話し合えたのは良かった。越智さんの考えを聞けたこともよかった。自分と異質なものを受け入れる姿勢を大事にしたい。
世界は課題にあふれているけど、自分でできることは何かを探し、行動し続けないと与益者になれないと思う。今後も挑戦できたらいいなと思った。
自分は日本でしか授業を受けてこなかったこともあって、凝り固まった考えを持っているかも、と気づかされた。いろんな国の人が書いた本や多様な人と生活する中で様々な考え方に触れていきたいと思っている。
日本のいいところや課題点は見えていても話す機会はなかなかない。よくないと思っているだけのところが多かったので、いい機会だった。身近な家族や友人とも一緒にもっと考えてみたい。
秋から始まる、2名の新しいスタートを事務局一同応援したいと思います。